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2008年09月02日

Googleで用例を調べる

こういう表現は使うのかな?と調べたいとき、辞書を引いたり、身近にいる英語に詳しい人やネイティブスピーカーに聞いたりすることが多いと思いますが、Googleを使って用例にあたるという方法もあります。

Googleはインターネット上のサイトで、入力された文字列を含むものを検索するので、ある語句がどれくらいよく使われるのかがわかります。

例えば、Chimpanzees are <ア> related <イ> to humans <ウ>.
という文に"closely"という副詞を入れる場合、どこに入れたらよいのか、悩んでいるとします。

Googleのサイトで検索枠に
related closely
と入れると、relatedとcloselyの両方を含むサイトをAND検索します。その結果、63,300,000件がヒットしました。

Googleでは、入力したキーワードの順番が検索結果の順位に影響するため、より重視したいキーワードを先に入力することでより効率的に検索することができます。

次に、キーワードを" "で囲むと、この順番で使われているサイトをフレーズ検索します。
<ア>の"closely related"では、--14,800,000件
<イ>の"related closely"では、--------70,300件
でしたので、圧倒的に<イ>よりも<ア>の方が多いことが分かりました。

<ウ>の用例は"related to humans closely"で検索してしまうとかなり限定されてしまうので、humans のところを * (ワイルドカード)に変えて検索してみます。
<ア>の"closely related to"では、--66,800,000件
<イ>の"related closely to"では、--------51,800件
<ウ>の"related to * closely"では、-------5,900件
ということで、やはり<ア>が圧倒的によく使われる表現であることが分かりました。

ただし、すべての検索結果が必ずしも正しい使い方とは限りませんから、単にヒット件数を見るだけでなく、検索結果のURLを見て、どの国のサイトか、公的サイトなのか、個人サイトなのか、信頼性のあるサイトなのかを確認することも大切です。

あと私がよく使うのは、OR検索、マイナス検索です。これらの使い方は、上の方法でGoogle検索をしてみて下さい。検索オプションを使えば、さらに複雑な条件で検索できます。

また、Googleツールバーをブラウザに組み込んでおくと、Googleのホームに行かなくてもその場で検索できて非常に便利です。YahooやGooなども似たようなツールバーがありますが、Googleの魅力はハイライト機能(キーワード別に違う色で)とジャンプ機能(キーワードボタンをクリックすると、HP内でそのキーワードの場所に次々とジャンプ)です。探していた情報があっという間にみつかります。

もう少し詳しく知りたい方への参考文献:
『翻訳に役立つGoogle活用テクニック』by 安藤進
---2003出版の書籍
Googleを活用した英語の用例検索:事例研究 上野誠治
---ネット上に公開された論文(雑誌名は不明)


posted by 浅井 晴美 at 22:37|ed | 通訳・翻訳
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