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2008年10月15日

ディスレクシアについて

ディスレクシア(Dyslexia)とは学習障害(LD)のひとつで、失読症、 難読症、識字障害、読字障害ともいいます。単語のスペルがどうしても覚えられない、bとd、pとqをよく間違える、話すのは問題ないのに、書いたり読んだりするのがとても苦手、日本語は平気だけど英語がどうしても無理、などの特徴があります。

ディスレクシアの人は、学習サポートだけでなく、心のサポートも必要としていることがあります。以下はディスレクシアを理解するために役に立った情報の紹介です。

<絵本>
『ディスレクシアってなあに?』
byローレン・モイニハン(藤堂栄子訳)

原作"Taking Dyslexia to School"
by Lauren E. Moynihan


ディスレクシアを理解するために親子で読める絵本。作者はLDの子ども達を支援している弁護士の方。訳者はご自身も、そして息子さんもディスレクシアであり、英語だった原著を的確に日本語に翻訳し、ご自身の経験にも基づいて、訳者あとがき等に詳しく書いていらっしゃいます。また、藤堂さんが設立したNPO法人EDGEではセミナーや学習支援員養成講座、メルマガの発行をしています。

『ありがとう、フォルカーせんせい』
byパトリシア・ポラッコ(香咲弥須子訳)

原作"Thank You, Mr. Falker" by Patricia Polacco

ディスレクシアの少女の苦しみと、理解ある先生との出会い、本が読めるようになったときの喜びを描く。本にはちみつをたらす儀式にはびっくり!



<児童書>
9番教室のなぞ―幽霊からのメッセージ
by ジュリア・ジャーマン(ふなとよし子訳)

原作"Ghost Writer" byJulia Jarman

ディスレクシアの転校生が主人公のミステリー児童小説。母親の熱心さに戸惑い気味だけど、想像力と正義感の強い少年フランキー。 ディスレクシアがテーマならではの言葉遊びや謎解きはもちろん、古い教室を舞台にしたホラー&サスペンス物語として楽しめます。



<専門書>
『読み書き障害(ディスレクシア)のすべて―頭はいいのに、本が読めない』
byサリー シェイウィッツ(加藤醇子訳)

原著"Overcoming Dyslexia" by Sally Shaywitz
筆者は神経科学者。ディスレクシアはどういう状況なのか、どうやって発見するのか、読めるようになるためにどう支援したらよいのか、などについて、豊富な事例とともに具体的な対応策が書いてあります。まえがきには「『どうすればいいんでしょうか?』という悩みにも今ではきっぱり『大丈夫、安心してください』ときっぱり答えることができるようになりました。」と書かれているのが心強いです。

<論文>
"A case study of an English-Japanese bilingual with monolingual dyslexia"
日本語は大丈夫なのに英語だけディスクレシアである子供についての研究論文です。


posted by 浅井 晴美 at 19:19|ed | 教える
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