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2005年03月10日

通訳とは

英語をしゃべれる人が珍しくない時代の今、仕事として通訳をするからにはそれなりのプロ意識が必要です。

プロ通訳にとって、言語ができることは前提で、通訳者にはその上にさらに積み上げる技能が求められます。

通訳は言葉から言葉への単なる変換(word-for-word correspondence)ではありません。まず意味を理解した上で、spontaneousに(その場に応じて)できるだけ自然な自分の言葉に言い換える作業なのです。

また、通訳者は自分の意見ではなく、話者のメッセージ、言いたいことを正確に伝えることが求められます。話し手の言葉遣い、ニュアンスに近づけて再現するのが通訳の技術です。時に通訳者は解釈が必要になることもありますが、それは勝手に解釈していいというわけではありません。優れたピアニストの演奏から、作曲家の姿が浮かんでくるように、優れた訳からは話し手のメッセージと人柄がそのまま伝わってきます。

聞き手に分かりやすいことばで伝えるのも、通訳の役割です。話者が期待している反応を聞き手に起こすことができれば、通訳はうまくいっているといえるでしょう。話し手と聞き手のコミュニケーションの仲立ちをするのが通訳だと私は考えています。

そして、自分も通訳の役割をきちんと果たせるように、日々修行中です。


posted by 浅井 晴美 at 15:15|ed | 通訳・翻訳
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