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2005年04月07日

リスニング強化トレーニング

通訳で必要なリスニング力とは、発言を正確に理解する力です。リスニングがうまくできない場合は、音は聞こえても意味が取れないのか、言葉は知っているのに音が聞きとれないのか、はたまた言葉も知らないから音も聞こえてこないのか、分析してみるとよいでしょう。

シャドウイング
音を聞きながら、すぐ後に自分で同じことを声に出して、影のようについていくトレーニングです。同じスピード、同じアクセント、同じイントネーションと、自分の声で「同じ音
」を再生できるようにまねします。これはリスニングの際の集中力を高め、反射神経を鍛えることができます。

まずはテキストなしでぶつぶつつぶやき(マンブリング)、次にテキストありで内容を確認しながらシャドーイングし、言いにくいところは部分的に練習します。その後テキストなしで、まずは音をできるだけ完璧に再生することだけを意識してシャドーイングし、音が完成したら、最終的には感情を込めて言えるようにします。

英会話中級以上の人が、自然な会話のスピードや発音を身につけるために、ラジオ英会話講座のダイアログ程度の長さと難易度の教材で練習するのが効果的でしょう。内容が十分に理解でき、やや簡単かな、と思うくらいのものが適切です。会話の登場人物が何人いても、一人全役演じます。声色を変えたりして声優になりきってやると楽しいでしょう。表情のある話し方を覚えることができます。

上級者は遅らせる時間を長くすると、負荷が高まります。


ディクテーション
音を聞いて、言葉を聞こえたとおりに全て書き取り、原稿を起こしていくトレーニングです。ある程度の長さがある題材を選び、聞いて分からないところは想像&創造しながら、完璧な原稿を目指して繰り返し聞きます(2〜3回まで)。

これは、自分がどこまで英語が聞こえているのか、どこが聞き取れていないのかが判別でき、リスニング能力だけでなく、総合的な英語力を診断し、処方箋を出すことができます。
小さな単語(of, the, as, etc.)を聞き落とす→文法を強化
知らない単語が聞き取れない、書けない→ボキャビル
音と単語が結びついていない→単語を覚える時に、発音記号で音読する
リンク時の音の変化に慣れていない→ルールを覚えて慣れる

これはわりと時間がかかり、かなり地味な作業なので、教材は自分の興味のある題材を選ぶと、単に英語のお勉強という感じではなく、知識を深めることができて続けやすくなると思います。また、力がついてきたら、1回に聞く量を長めにしていくとよいでしょう。


posted by 浅井 晴美 at 01:57|ed | 通訳・翻訳
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