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2005年06月08日

英語を職業としたい人へ

英語教師、通訳、翻訳など、英語をメインとする仕事をしたいですか?
私はどれもやっておりますが、いずれも面白くやりがいのある仕事です。

よく訊かれるのが「どれくらいの英語力が必要か」ということですが、今のところ日本には中級〜上級の英語力があれば、それぞれレベルに応じた仕事があります。もちろん、英語力が高く、確かな品質のものを提供できるのであれば、その分高い報酬につなげることができるのはいうまでもありません。

私が経験した仕事に関して、求められる資質を書いておきます。実は、肝心なのは英語力+αの力の方かもしれません。

翻訳ならば、英語力+翻訳分野の専門知識が必要です。機械のしくみがわからないと、マニュアルの翻訳はできないですし、コンピューターが使えないとソフトウェアのメニューはちんぷんかんぷんでしょう。特許翻訳には独特の専門用語を勉強する必要があります。文学の翻訳では、自分の語彙が豊富でないと、筆者の味わい深い表現をうまく表現することができません。自分の得意分野から入れるとベストですね。

通訳ならば、英語力+教養+度胸+瞬発力が必要です。英語力に関しては、通訳検定2級というのが、ひとつの目安になるかもしれません。話し言葉は口からでた瞬間に消えていってしまいます。だから、話を聞いた瞬間にメッセージを理解していくことが必要です。スピーチの場合、話が広がることも多いので、時事問題や一般教養的なところを日英双方で話せるようになっておくことが必要です。日々情報収集する好奇心も必要かもしれませんね。声の表現力が豊かであることも、大切かもしれません。

英語教師ならば、生徒のレベルに応じた英語力+学習者の立場の理解+指導力が必要です。子供から大人まで、入門レベルから上級レベルまで、英語学習のニーズは衰えを知りません。英会話学校では、英検準1級以上、というのがひとつの目安になっているようです。学習者の年齢、興味、語学力に応じた授業をするのは、創造的でもあり、奥が深くもあります。自分のレベルよりかなり低い生徒に対して教える場合、つまずきやすいところに気づかない場合があります。いい授業ができているかどうかは、生徒の反応と成長を見れば分かります。


と、思いつくままに書いてみましたが、これらの仕事で必要な能力は、実際に仕事をやっていきながら磨かれていくものです。やってみたい、と思ったら、自分で始められるところから、実際やってみることです。英語を職業とするようになったからといって、英語の学習に終わりはありません。逆にさらに上のレベルが見えてくることでしょう。常に成長を続けられる職業ともいえます。


posted by 浅井 晴美 at 23:23|ed | 通訳・翻訳
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